早いもので2021年も折り返しを迎えようとしています。
カレンダーを見ると、今日6月5日は「芒種」という記載がありました。
これは、例の二十四節気ってやつかな?
そもそも、これなんて読むんだろう?
そう思い、調べてみました!
芒種とは
こちら、「ぼうしゅ」と読み、
二十四節気の一つで、毎年6月6日前後から夏至に至るまでの約15日間を指します。
この時期は、旧暦の4月から5月にあたり、
イネやムギなどの芒(のぎ)のある作物の種をまく時期です。
ここから、芒種というようになったようです。
井戸時代には、暦便覧に「芒ある穀るい稼種する時なればなり」という
記載もされるようになりました。
さらに細かく七十二候
二十四節気を三区分に分けた、七十二候は以下の通りです。
最初の初候は、蟷螂生(かまきりしょうず)。
カマキリが生まれ出る季節ということです。
次、腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)。
これはかなり不思議な言葉ですが…
季節が移り、腐って枯れた草が蛍に変化するということを指すそうです。
腐った草が蛍になるというのもおかしな気がしますが、昔の人はそう信じていたのでしょうか。
現代ではありえない考えがいまだに言葉として残っているのはなんだかおもしろいなと思います。
最後に、梅子黄(うめのみきなり)。
梅の実が熟し、黄色くなる季節を表しています。
この時期は梅雨が近くなり、じめじめしてきます。
殺菌効果のある梅が活躍する時期ですね。
終わりに
そろそろうちの前にあるムギが収穫の時期を迎えようとしています。
季節の移り変わりは本当に早いですね。
もうすぐ梅雨がやってきますが、皆さん体調には気を付けて
元気に梅雨を乗り切りましょう。
以下のサイトを参考にさせていただきました↓

芒種(ぼうしゅ)の意味や季節とは?2022年はいつ?
本格的な梅雨が近づくころ、二十四節気では芒種の季節を迎えます。といっても、あまりピンとこないかもしれません。そこで、芒種(ぼうしゅ)の持つ意味や季節を、暦便覧や七十二候の言葉を基にまとめました。2022年の芒種の日や期間も解ります!