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【3分で読める・IT初心者向け】ステートフルとステートレスの違い

IT基礎

通信の仕組みで必ず出てくる「ステートフル」と「ステートレス」。

まぎらわしいこの2つの言葉について、簡単に説明する。

ステートフルとは

ステートフルとは、質問に対する返答が状況によって異なることをいう。

人間でいうと、周りの状況に合わせて自分の主張を変える、

良く言えば臨機応変に対応できる人、悪く言えば意思の弱い人。

ステートレスとは

一方、ステートレスは、質問に対する返答が状況に関わらず毎回同じことをいう。

人間でいうと、どんな状況になろうとも自分の主張を変えない、

良く言えば意思の強い人、悪く言えば融通のきかない人。

ステートフルとステートレスの例

では、具体的にステートフルとステートレスなプロトコル(通信規約)はなにか。

まず、ステートフルの代表例にはTCPが挙げられる。

TCPは、IPアドレスを払い出す機能があるが、IPアドレスは状況に応じて変わるため、

ステートフルと言えるだろう。

一方、ステートレスの代表例は、HTTPである。

同じサイトにアクセスすれば、いつでも同じサイトを見られるのは、

HTTPがステートレスなプロトコルだからである。

このように、ステートフルとステートレスは用途に応じて使い分けられている。

参考

【初心者向け】ステートフル(Stateful)とステートレス(Stateless)の違い,IPv6やAWSでの考え方
ステートフルとステートレスの違いは気が利く奴か否かステートフルとは、状況によって、あるリクエストをしたら、レスポンス (対応や反応、応答内容等) が変わるもの。特に、それ以前のやり取りの状況 (ステート) によって回答が変わるものを言います

【New!7/1】群馬県出身、26歳のコンサルタント。(5/1転職しました!)

大学時代、カンボジアでのボランティア、フィリピンでのインターン、アメリカ留学等を経験、帰国後は日本への留学生の生活支援、日本人留学生の留学支援を行う。TOEIC 815点のほか、法学検定中級、ドイツ語検定4級、語彙読解力検定2級、ITパスポート試験合格など幅広い資格取得。

社会人となってからはシステムエンジニアとして働きながら、
日本語教育能力検定試験やMicrosoftAzureAdministrator,基本情報技術者試験、簿記3級など幅広く資格学習も行う。

2022年5月、某外資系Slerからコンサルティング業界に転職。
現在、ITコンサルタントとして奮闘中。

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