来週4月21日は穀雨。
と、カレンダーには書いてあるが、
これまた聞き馴染みのない言葉である。
一体、なんなのだろうか。
ということで、今回は穀雨について調べてみた。
穀雨とは
穀雨とは、二十四節気の1つで、
毎年4月20日から21日ごろのことを指す。
中国では雨が降る日が増え、穀物を育てるのに絶好の時期。
そして、この時期を中国では
「雨生百穀」(雨が百種の穀物を生じさせる)という。
ここから、穀物を実らせる雨ということで
穀雨というようになった。
穀雨のあと
日本では、穀雨の時期に田植えが行われる。
そして、穀雨の終わりの時期になると、八十八夜が
やってくる。
夏も近づく八十八夜のあの八十八夜だ。
ちなみに八十八夜とは立春から数えて88日目のこと。
お茶のおいしい季節である。
そして八十八夜が過ぎると立夏、
暦の上での夏がやってくる。
暦と実際の季節は大体ずれるものだが、
最近は夏が早くて暦とあまり変わらなくなっているのは
困ったものである。
暦を意識して季節感を味わう
さて、今回は二十四節気の1つ、穀雨について見てきた。
世話しなく過ぎる日々の中でも
暦を意識することで、季節というものを感じることができる。
これを読んでいるあなたもふとしたときに
暦を意識すると生活に季節感が生まれるかもしれない。