4月5日は暦でいうと、清明。
あまり聞き馴染みのない言葉なので、調べてみた。
清明とは
清明とは二十四節気の1つで、
春を6つにわけたうちの5番目の節季である。
言葉としては、「清浄明潔」を略したもので、
「すべてのものが清らかで生き生きしている」
という意味がある。
清明の時期
清明は、毎年4月5日〜4月19日頃をさす。
名前の通り、青く澄んだ空と暖かな気候が
私たちを優しく包んでくれる。
新学期や新年度が始まり、慌ただしい時期ではあるが、
暖かなお日様の光を浴びて、ほっと一息するのも
よいだろう。
清明の過ごし方
日本では、あまり馴染みのない「清明」。
しかし、中国、台湾、香港などの中華圏では、
清明の時期に大事な行事を行う。
これらの地域では、日本の清明は
「清明節(せいめいせつ)」と呼ばれる祝日であり、
墓参りをするのが慣例になっている。
お墓を掃除することから、別名「掃墓節(そうぼせつ)」
といわれることも。
また、日本でも沖縄は中華圏の影響を受け、同様に
お墓参りをする習慣があるそう。
本土の人間だと馴染みが薄いが、
カレンダーに書かれている暦の行事は調べてみると
結構面白い。