日本で「お昼といえば12時」
それが一般的である。
しかし、一度世界に出ると、この常識はたちまち変わってしまう。
「ブランチ」という言葉発祥の国、アメリカでは
朝とお昼を兼用で食べることもしばしば。
そのため、お昼は12時ではなく、朝の10時頃に朝昼合わせて食べることもある。
また、ヨーロッパでもブランチの習慣がある。
私が学生時代チューターをしていたドイツ人留学生は、
お昼ごはんを一緒に食べようと思ったのだが、
何も買う気配がない。
「お腹すかないの?」と聞くと、彼女は
「自分はいつも14時か15時頃にお昼を食べるから、今はまだ食べない」
という。
日本にいるとお昼は12〜13時が一般的だが、
それが当たり前ではないことを気付かされた出来事であった。
自分の当たり前を人に押し付けないように気をつけたいと思う。