今回はおすすめの本第2段ということで、
東野圭吾「手紙」を紹介したいと思います!
この作品は、犯罪加害者の視点から描かれた作品で、
亀梨和也さん主演で映画化もされました。
弟の大学入学のためのお金を窃盗、殺人をおかしてしまった兄と
その兄に人生を翻弄される弟。
そんなふたりをつなげるのが兄からの手紙。
兄にとっては外の世界を知る唯一の手段である一方、
弟にとっては人生を狂わせることもある兄からの手紙。
加害者家族への差別に苦しむ弟が最後にとった決断とは…。
読んでいる私たちに、
差別について深く考えさせる一冊となっています。

手紙 (文春文庫)