今やファッションの一部ともなったマスク。
そんなマスクですが、教育現場では
子どもたちに良くない影響をもたらしているという
ニュースがありました。
いったい、どういうことなのか。
今回は、マスクが子どもにもたらす影響について
考えていきましょう。
判断基準となる顔を覆うマスク
子ども、特に幼児は人の顔を見て、
その人の言っていることや気持ちを判断するそうです。
しかし、コロナ化において、
その判断基準である顔の半分近くが
マスクでおおわれてしまっています。
そのため、最近教育現場では、
「自分の言っていることがきちん伝わっているか不安」
「以前より、子どもの反応が少なくなっている」
という声が増えています。
人見知りをしない子どもたち
また、人見知りする子どもが減ったというデータもあります。
これは一見するとよいことのように思われますが、
人見知りとは、子どもが身近な人の顔を認識し、
「この人なら安心できる」という
いわば安全地帯を確保する意味で大切な行為なのです。
しかし、マスクによって顔が覆われると、
幼児は普段そばにいる人の顔を
十分に識別するほど理解することができません。
そのため、人見知りをしない子どもが増えているということです。
これは、子どもにとってあまりよくないことだと
考えられます。
透明マスクで顔を見せる
上記のように、顔を覆うマスクは子どもの発育に
悪影響を及ぼすとされています。
そこで最近注目されているのが、透明マスクです。
文字通り透明なので、
マスクをしていても顔全体を見ることが出来ます。
そのため、子どもにも優しいです。
一般的なマスクに比べると、予防効果は劣ってしまうとのことですが、
今後より技術が発展して、
透明でも効果の高いマスクが出てくるといいなと思います。
それにしてもマスクがいろいろなところで
影響を及ぼしているのだなと感じたニュースでした。