本日は中秋の名月。
これは、旧暦の8月15日のことを言うらしいです。
しかし、旧暦とはそもそもなんなのでしょうか?
現在の暦との関係とは?
うーん、なんだろう・・・。
というわけで、今回は旧暦について調査してみました!
旧暦とは
旧暦とは、現在の暦の前に使われていた暦のこと。
より正確に言えば、月の満ち欠けをもとにつくられた「太陰太陽暦」の中の、
「天保暦」と呼ばれる暦法のことです。
「旧」使われていた暦が、「旧暦」。
文字通りといえば、文字通りですね。
旧暦と新暦の関係
旧暦を含む太陰太陽暦では、月が新月になる日を月の始まりと考えました。
新月が1日とすると、次の日が2日、その次の日が3日となります。
一方、現在私たちが使用している暦であるグレゴリウス暦は
太陽の動きがもとになっています。
ちなみに、旧暦から新暦へ移行する際、
旧暦の明治5年12月3日が新暦の明治6年1月1日になったことから、
新暦ではおよそ1か月季節が早くなりました。
そのため、旧暦と新暦には差が生じたのですね。
旧暦の月
最後に旧暦の月の呼び方を紹介します!
あわせて主要な語源もつけておきました。
1月:睦月(むつき)
お正月に家族や親せきが集まり、睦会う月から。
2月:如月(きさらぎ)
語源は衣更着(きさらぎ)で、厳しい寒さに重ね着をする月から。
3月:弥生(やよい)
弥がいよいよますます、生は草木が生い茂るという意味があり、冬が終わり草木が生い茂る月から。
4月:卯月(うづき)
卯の花が咲く月から。
5月:皐月(さつき)
苗を植え始める季節を意味する早苗月(さなえづき)から。
6月:水無月(みなづき)
梅雨明けの時期で、どこの田んぼにも水が多くある
水(みず)無(ここでは「ない」ではなく、「の」の意味)月から。
7月:文月(ふみづき)
七夕に短冊に歌や字を書き書道の上達を願ったことから。
8月:葉月(はづき)
秋で葉が落ちる月であることから。
9月:長月(ながつき)
秋の夜長を意味する夜長月から。
10月:神無月(かんなづき)
神様を祭る月、神(かみ)無(の)月(つき)から。
11月:霜月(しもつき)
霜の降る寒い月から。
12月:師走(しわす)
師(僧侶、教師など)が忙しくて走り回る月から。
参考
