みなさん、こんにちは。
早いもので3月ももうすぐ終わり、
来週は4月ですね!!
4月は基本情報技術者試験がやってまいります。
今日は、上記試験で出やすいDRAMとSRAMの違いについて解説していきます。
その前に、まずはRAMについて説明していきますね。
RAMとは
RAMとはRandam Access Memoryの略で、
読み書きできるメモリを指します。
メモリってなに!という方のために説明しますと、
パソコンとかで情報を記憶しておく部品のことです。
特徴としては、RAMのデータは頻繁に書き換えられ、電源を切るとデータも消えてしまうということ。
これをIT世界では「揮発性」といいます。
ちなみに読み取り専用のメモリのことは
ROM(Read Only Memory)といいます。
リード(読み取り)オンリー(専用の)メモリということですね。
こちらはRAMと対象的に、電源を切ってもデータは消えない「不揮発性」のメモリです。
DRAMとは
次に、DRAMについて説明します。
DRAMはDynamic RAMの略で、
記憶データをコンデンサとして蓄えます。
情報保存のために定期的に情報を読み出し、再度書き込む「リフレッシュ」
という動作が必要です。
そのため動作は低速ですが、集積度が高く、安価なのが特徴です。
SRAMとは
SRAMはStaticRAMの略。
フリップフロップ回路を用いており、情報保存にリフレッシュは必要ありません。
そのため動作は高速ですが、集積度が低く、DRAMよりは高価です。
DRAMとSRAMの用途
DRAMは主記憶装置として使われるのに対し、SRAMはキャッシュメモリとして
使われるのが一般的です。
DRAMを補うのがSRAM、と考えるとよいでしょう。