簿記3級対策第二弾!
今回は、紛らわしい未払金と未収入金、前払金と前払金について
見ていきましょう!
前払金と前受金
では、第一問。
「前橋商店は、高崎商店から備品を100円で購入し、代金は月末に払うことにした。」
さて、このときの仕訳は??
↓
↓
月末に支払う代金は後で支払わなければいけないお金として、未払金(負債)として処理するので、
(備品)100 (未払金)100
となります。
ポイントは、
商品を買った時の未払金は「買掛金」、商品以外のものを買った時は「未払金」として処理。
逆に、商品を売ったときの未収金は「売掛金」、商品以外のものを売り上げたときは「未収入金」として処理します。
前払金と前受金
第二問
前橋商店は、高崎商店に商品100円を注文し、内金(商品の代金一部を前払いしたときのお金)50円を現金で支払った。
さて、このときの仕訳は??
↓
↓
「あとで商品を受け取ることができる権利」を前払金(資産)という勘定を使って処理するので、
(前払金)50 (現金)50
となります。
一方、前橋商店が高崎商店から商品100円の注文を受け、内金として50円を受け取った場合は、
「あとで商品を受け渡さなければいけない義務」を前受金(負債)という勘定を使って処理します。
(現金)50 (前受金)50