先日、すごい旅人求人サイト「SAGOJO」にて、和歌山県田辺市にお邪魔してきました。
もともと知らない土地に行ってその地域に住む人とかかわるのが好きなので、
旅をしながら地元の人とかかわれるものないかな~と思っていた時見つけたのが
このSAGOJOというサービスでした。
今回は、SAGOJOと、その中で私が参加したSAGOJOB(サゴジョブ)の
活動について紹介します。
この記事が、一味違う旅を体験したい!という方のお役に立てば幸いです。
SAGOJOとは
そもそもSAGOJOとは、
旅先で「シゴト」をすることで、企業や地域といったクライアントから「リターン」を受け取りながら旅することができる
「すごい旅人求人サイト」のこと。
具体的な仕事内容としては、写真をSNSにアップロードしたり、お手伝いをして感想をレポートにまとめたりなどがあります。
旅をしながら企業や地域に貢献する、新しい形の旅スタイルといえますね。
今回は、地域のお手伝いをしながらゲストハウスに無料で滞在できる、
TENJIKU(テンジク)に参加しました。
TENJIKUとは
TENJIKUは、全国の様々な地域に滞在しながらお手伝いをすることで無料で宿泊できる
SAGOJOの新しいサービススタイルです。
現在、対象地域は奈良県吉野町、福岡県糸島市など合計9か所。
一日のお手伝い時間は約2~4時間で、
観光する時間も取れるのが特徴です。
今回私は和歌山県田辺市にある「TENJIKU熊野」で、
ゲストハウスたなはしに3泊4日宿泊しながら地域の方のお手伝いをしました。
TENJIKU熊野での活動
TENJIKU熊野の拠点はJR紀伊田辺駅からバスで約2時間、
もしくはJR新宮駅からバスで約一時間の「道の駅奥熊野」の直ぐ側にある、
ゲストハウスはてなし。
駅から遠いのがネックですが、世界遺産の熊野本宮大社まで
車で5分ほどのため、熊野観光にはかなりよい立地だと思います。
今回3泊4日の間、2,3日はお手伝いする予定でしたが、オーナーの都合もあり、
お手伝いのない、フリーの日が多めになりました。
観光日はゲストハウスに滞在していた人とお話したり、
近くの熊野本宮大社に行ったり、温泉に入ったり、ゆったりと過ごしました。
3日目にようやく民宿を経営されている方のお手伝いをすることになりました。
当日は、お昼から3時間ほど、お話しをしながら干し椎茸を切ったり、民宿の布団の片付けを手伝いました。
初日と最終日はほぼ移動だったので、実質2日間の滞在でしたが、
それほど仕事も多くなく、結果的にかなりゆったりとした休暇を過ごした形になりました。
感想
次に、実際参加してみての感想について。
まずよかったことは、なんといっても宿泊費を抑えながら観光ができること。
普段から旅行するときは写真をたくさん撮って家族や友人に共有していますが、
それを一つの仕事として、報酬を得る代わりに宿泊費がタダになるなんて、
旅人にとってかなりうれしいことですよね。
なので、観光が第一の目的の利用者にとっては
宿泊費をおさえつつ、地域に貢献できる、魅力的なサービスといえるでしょう。
一方で、困ったこともありました。
なかでも特に困ったのが、事前説明と実態が異なっていたことです。
事前の面談では宿泊場所は個室だといわれていたのですが、
現地にいってみるとドミトリーの部屋を案内されてしまいました。
これにはびっくり。
事務局に電話連絡をしたら対応してもらえたのですが、ドミトリーでないところを希望して選んだ私にとって、
この食い違いはかなり面喰いました。
また、事前説明ではオーナー経営の食堂のお手伝いができるといわれていたのですが、
いざ現地に行ったら、まさかの現在食堂が臨時休業中とのこと。
事務局と現地の方との間で情報連携がうまくいっていないと感じました。
ここら辺はまだ始まってまもないサービスのため、今後改善されていくことを期待します。
以上のことを踏まえると、現時点では観光メインでなるべく宿泊費を抑えたい、
プラスで地域の人とも関われたらいいな、という人におすすめといえるでしょう。
SAGOJOでひと味違う旅を楽しもう!
さて、いかがでしたか。
今回は、旅をしながら地域のお手伝いをするSAGOJOというシステムについて紹介しました。
SAGOJOは、問題点はあるものの、旅人にとっても、また
地域の人にとっても新たな旅の形を提供する、ユニークなサービスだと思います。
SAGOJOにはTENJIKUのほかにもいろいろな募集があるので、
詳しくは公式ホームページをチェックしてみてください。
あなたも、ぜひ一度、SAGOJOで一味違う旅を味わってみませんか?
詳しくは、こちらをどうぞ。