AZ-900,104において、必ず出てくるADDSとAzureADDS。
中身は異なるのですが、名前がややこしいので
ここでしっかり理解しておきましょう!!
Active Directory Domain Service(ADDS)とは
オンプレミス上のID認証、コンピュータ管理を行うシステムです。
主に企業内で使用されます。
仕組みについてはこちらの記事を参照ください。

IT初心者にもわかりやすく AD(Active Directory)とは
ADといえば世間一般では、TV番組を作成する人のことですよね。でも、IT業界では、別の言葉が連想されるんです。...
Azure Active Directory Domain Service(Azure ADDS)とは
ADDSの機能をクラウド上で利用できるようにしたものです。
クラウドサービスを一括で管理、認証できる機能を提供するAzure Active Directory(Azure AD)と合わせて使用します。
Office365をはじめ、Googleなど多くのアプリケーションがAzureADに対応しています。
違いと使用方法
ADDSはオンプレ上で使用するのに対し、AzureADDSはクラウド上で利用できるのが大きな違いです。
AzureADDSは、サーバー追加が不要のためコスト削減ができ、またセルフパスワードリセット機能により管理者の負担が減ることがメリットです。
まとめ
Azure ADDSは、従来のADDSよりも導入コストを削減し、管理者の負担も減らすことができる点で有用なサービスと言えます。
クラウド化の流れが進んでいく今後、必須となっていくのでしっかり理解しておきましょう。