四十九日法要とは
四十九日とは、亡くなった人の命日から数えて49日目に行う法要のことです。
それでは、なぜ49日目なのでしょうか。
それは7日毎に極楽浄土へ行けるかの裁判が行われ、その最後の判決の日が49日目となるためです。
地域によっては77日(なななのか、しちしちしち)ということもあります。
また、四十九日には遺族はそれまで喪に服していた期間から日常生活に戻る、
つまり「忌明け」する意味もあります。
故人が成仏し、遺族が忌明けする、
それが四十九日なのです。
四十九日やること
次に、四十九日当日に行うことについて見ていきましょう。
四十九日は、僧侶の読経、仮位牌から本位牌への移し、参列者の焼香、お墓参り、(納骨)という流れで行います。
その後会食、返礼品渡しがありましたが、コロナ禍で会食ではなくお弁当で代用することも増えています。
事前準備
葬儀が終わりほっと一息したいところですが、四十九日は意外とあっという間にやってくるもの。
チェックリストを作成したので、四十九日をこれからむかえる方はぜひ参考にしてください。
僧侶との日程ぎめ
葬儀と合わせて行えれば良いですが、参列者に伝えるためにもなるべく早く決めましょう。
招待状作成、発送
日程が決まり次第発送し、十日前を目安に返信をもらいましょう。葬儀屋さんの他、返礼品を扱っているお店で無料作成してくれることも。
本位牌の準備
一週間程度かかるので、こちらも早めに取り掛かりましょう。
私は葬儀後にメール便で送られてきた案内に割引券が入っていたので、それを使いました。
(納骨がある場合)石材店への連絡、納骨のお願い
お墓の石をどかすのは一般人には無理なので、石材店に頼むのが一般的です。
お布施等の用意
相場は3〜5万円と言われていますが、わからなければお寺に聞くのもありです。
供物、お花の用意
果物、団子の他、故人が好んでいたものを用意してもよいでしょう。
会食注文、返礼品用意
参列者の人数が確定次第、注文します。これもあるので、招待状は早めに送るのがベターです。
きちんと準備して、気持ちよく四十九日を迎えましょう。