IT業界にいると、必ずと言っていいほど登場する、「TeraTerm(テラターム)」。
なんだか怪しげな名前ですが、いったい何なのでしょう?
今回は、このTeraTermの正体と、使い方について簡単に解説していきます。
TeraTermとは
TeraTermとは、一言でいうと「遠隔操作ツール」。
皆さんが今使っているパソコンから、黒い画面にいろいろ文字をうちこんで
離れた場所にあるパソコンを操作することができるツールです。
ログイン方法
TeraTermには、telnetとSSHの二つの接続方法があります。
telnetは、ネットワークに接続された機器を遠隔操作するためにつかうプロトコルの一つです。
TCPポートは23.特徴は全てのデータが暗号化せずに送信してしまうこと。
このため、現在はtelnetはほとんど使われておらず、SSHが主流です。
SSHも同じく遠隔操作するためにつかうプロトコルの一つですが、
telnetと違い、パスワードなどの重要な情報含め、すべての情報を暗号化して送信します。
TCPポートは22。
telnetに変わり、主流プロトコルとして使われています。
ポート番号
上記で出てきた、ポート番号についても簡単に解説します。
ポート番号とは、簡単に言うと、ネットワークの中で
「どのような方法」で「どこ」の「だれ」に連絡するか
を表したものになります。
代表的なものでいうと、
HTTPは80、
HTTPSは443
などがあります。
Tera Termを使いこなそう!
今回は、遠隔操作ツールの代表、TeraTermについてみてきました。
自分のパソコンを使いながら、他のパソコンをいじれるなんて、
なんだか怪しそうですが、SSHを使うことで
安全な通信が確保されるということですね。
皆さんも、もし機会あればTeraTerm使ってみると
面白いと思います!